フェブラリーエース（2006年生、母ピサノボニータ）

フェブラリーエース（2006年2月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時22歳）と交配したピサノボニータが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、地方52戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の3歳以上C3二。

経歴

デビュー前

田部和則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2008年）

7月31日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月11日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた4戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトリオアプローズから1馬身半差の2着となった。

10月23日、中1週で迎えた5戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って11着に敗れた。

11月11日、連闘で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

12月17日、中4週で迎えた8戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、2歳F5一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったイエスウイウィルに詰め切れず、約10馬身差の2着となった。

12月30日、中1週で迎えた9戦目は、2歳F4二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

3歳（2009年）

1月8日、連闘で迎えた10戦目は、3歳F4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

1月29日、中2週で迎えた11戦目は、3歳F4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中越豊光騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のサンユウレジスタに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月12日、中1週で迎えた12戦目は、3歳F3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中越豊光騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた13戦目は、3歳F3二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で中越豊光騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月25日、中3週で迎えた14戦目は、3歳F3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で中越豊光騎手（6戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた15戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で中越豊光騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き12着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた16戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で中越豊光騎手（8戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

4月30日、連闘で迎えた17戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で中越豊光騎手（9戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた18戦目は、3歳C3二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で中越豊光騎手（10戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、パパーンにクビ差交わされて2着に惜敗した。

5月20日、中1週で迎えた19戦目は、3歳C3（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で中越豊光騎手（11戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイエライシャンに7馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

6月3日、中1週で迎えた20戦目は、3歳C2二（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で中越豊光騎手（12戦2勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた21戦目は、3歳C2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で中越豊光騎手（13戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で中越豊光騎手（14戦2勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

7月9日、連闘で迎えた23戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で中越豊光騎手（15戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で中越豊光騎手（16戦2勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で中越豊光騎手（17戦2勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で中越豊光騎手（18戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のヤマカツカトリーヌをアタマ差振り切って3勝目を手にした。

9月1日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で中越豊光騎手（19戦3勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた28戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の東京赤坂樓外樓飯店賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた29戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた30戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で片桐正雪騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月1日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、3歳戦の福山・高知連携対潮楼シリーズ一戦（福山ダート1600m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で片桐正雪騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月15日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた32戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の福山・高知連携対潮楼シリーズ二戦（福山ダート1250m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた33戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1600m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた34戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は片桐正雪騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた35戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2010年）

1月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた36戦目は、4歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で片桐正雪騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月11日、連闘で馬体重を前走から5kg絞って迎えた37戦目は、4歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で片桐正雪騎手（7戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた38戦目は、一般C8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で片桐正雪騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月6日、中1週で迎えた39戦目は、一般C7（福山ダート1130m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で片桐正雪騎手（9戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャトーラムから2馬身半差の2着となった。

2月14日、連闘で迎えた40戦目は、一般C8（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で片桐正雪騎手（10戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のファストフェイスをアタマ差制して優勝

2月27日、中1週で迎えた41戦目は、佐々木記念千畝誕生杯（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で片桐正雪騎手（11戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月7日、連闘で迎えた42戦目は、一般C7（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で片桐正雪騎手（12戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた43戦目は、一般C5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で片桐正雪騎手（13戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた44戦目は、一般C6（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で片桐正雪騎手（14戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた45戦目は、一般C5（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で片桐正雪騎手（15戦1勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のリッカテイオーをアタマ差制して5勝目を手にした。

5月2日、連闘で迎えた46戦目は、一般C3（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で片桐正雪騎手（16戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた47戦目は、ばら祭シリーズトランペッター（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で片桐正雪騎手（17戦2勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた48戦目は、一般C4（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で片桐正雪騎手（18戦2勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた49戦目は、一般C3（福山ダート1130m 雨/重）に出走。鞍上は16戦連続で片桐正雪騎手（19戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた50戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、一般C4（福山ダート1130m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月4日、連闘で迎えた51戦目は、福山・高知連携円福寺シリーズ八戦（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は片桐正雪騎手（20戦2勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた52戦目は、めざせレコード閃光チャレンジ（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は﨏畑雄一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。