ゼアシュネル（2021年生、母スフィンクス）
Sehr Schnell
2021.04.29
ゼアシュネル（2021年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時18歳）と交配したスフィンクスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は橋本牧場。主な勝ち鞍は2023年のユーカリデビュー。
経歴
デビュー前
1歳のとき、橋本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、千葉県馬主会エッジによって1,045万円で落札された。
山田信大厩舎（船橋）へ入厩。
2歳（2023年）
10月26日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のユーカリデビュー（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は453kg。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のピヴォタルプレイをクビ差振り切って初白星を挙げた。
3歳（2024年）
4月30日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。
5月27日、中3週で迎えた3戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のP未満（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクーネルアソブに5馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。
9月24日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、飛行機見ながら露天風呂成田空港温泉空の湯（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったラティサワーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
10月28日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、馬い!佐久茂木農園リンゴを食べよう（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスマッシュスルーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は8馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。
11月28日、中3週で迎えた6戦目は、オンジジューム特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカンデラリアに7馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。
4歳（2025年）
5月5日、約5か月半の休養明けで迎えた7戦目は、ゴーゴーマイル（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（2戦1勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアルファゼウスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。
6月3日、中3週で迎えた8戦目は、麦秋特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（3戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリゼルージュセリエを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
7月6日、中4週で迎えた9戦目は、JBCまで120日記念（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（4戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして突き抜け、最後は2着のテクノダイヤモンドに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
7月31日、中3週で迎えた10戦目は、明鐘岬特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（5戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のキタサンドーシンに2馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
デビュー前
1歳のとき、橋本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、千葉県馬主会エッジによって1,045万円で落札された。
山田信大厩舎（船橋）へ入厩。
10月2日、中8週で迎えた11戦目は、お月見特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（6戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドラケンに4馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。