ツバサシャロン（1999年生、母イッシンパトラ）

ツバサシャロン（1999年4月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のオカノヒリュウ（当時10歳）と交配したイッシンパトラが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は森俊雄。戦績は、地方22戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年のアラ系3歳F2。

経歴

デビュー前

保利良次厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2001年）

12月18日、デビュー戦は保利良平騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は475kg。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマフジビクトリーから半馬身差の2着に敗北した。

3歳（2002年）

1月23日、中4週で迎えた2戦目は、アラ系3歳F4（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で保利良平騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のイサギヨシヒメに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月21日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系3歳F2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で保利良平騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳F2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月23日、中5週で迎えた5戦目は、アラ系3歳F2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のサクセスタカシを半馬身振り切って2勝目を手中に収めた。

5月5日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は保利良平騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

5月15日、中0週で迎えた7戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

6月12日、中3週で迎えた8戦目は、アラ系3歳以上C8（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳以上C8（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は保利良平騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳以上C8（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で保利良平騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で保利良平騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月4日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、アラ系3歳以上C7（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で保利良平騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシルクエリートを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月14日、中0週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、アラ系3歳以上C6（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で保利良平騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

12月12日、中3週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた14戦目は、アラ系3歳以上C6（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で保利良平騎手（9戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

12月26日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた15戦目は、アラ系3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で保利良平騎手（10戦2勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

4歳（2003年）

1月15日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた16戦目は、アラ系4歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で保利良平騎手（11戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上C6（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で保利良平騎手（12戦2勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

2月6日、連闘で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で保利良平騎手（13戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上C6（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系4歳以上C6（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は保利良平騎手（14戦2勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系4歳以上C6（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で保利良平騎手（15戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したノースキャプテンを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

5月6日、中6週で迎えた22戦目は、アラ系3歳以上C6（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で保利良平騎手（16戦2勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。