マルブツオジジアン（1999年生、母マチカネソウフレン）

マルブツオジジアン（1999年3月1日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオジジアン（当時16歳）と交配したマチカネソウフレンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）習志野牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方29戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の一般C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、習志野牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、大澤毅によって1,260万円で落札された。

坪正直厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

11月11日、デビュー戦は山田和広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は556kg。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

3歳（2002年）

7月21日、約8か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

9月7日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田和広騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田和広騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月9日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上500万下の奥只見特別（福島芝2000m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で山田和広騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田和広騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田和広騎手（6戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

4歳（2003年）

4月7日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアドマイヤクウカイから半馬身差の2着となった。

5月19日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったストレートロードから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月2日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で南郷家全騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイヤユウユウに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で南郷家全騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた15戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のケイアイホーセンに1馬身3/4の差をつけて2勝目をつかんだ。

8月2日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた17戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた18戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

11月8日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 小雪/重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月30日、中4週で迎えた25戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（2004年）

4月11日、約3か月半の休み明けで迎えた26戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

4月26日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた28戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた29戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木忍騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた34戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月14日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（8戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた36戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。