リスカルダメント（2018年生、母クールダウン）

リスカルダメント（2018年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「加熱（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルインパクト（当時10歳）と交配したクールダウンが23歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はゼットステーブル。戦績は、中央平地1戦0勝、地方1戦1勝。2020年の金沢シンデレラカップ(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2020年）

8月13日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブラックココアに約14馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

9月6日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

10月6日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ7（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた4戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ11（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳地方重賞の金沢シンデレラカップ（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のプリンセスカップ（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

3歳（2021年）

4月15日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったアティードにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

4月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

7月2日、中8週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエンジェルスキンを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月7日、中9週で迎えた10戦目は、1997コンサートボーイ帝王賞賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた11戦目は、目黒区賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

11月15日、中7週で迎えた12戦目は、牝馬限定戦のうさぎ座特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦1勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた13戦目は、ブル・ショット賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（6戦1勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、4着を確保した。

12月29日、中2週で迎えた14戦目は、ガチすぱ!賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎誠士騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

デビュー前

福永敏厩舎（大井）へ入厩。

4歳（2022年）

4月19日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1二三四（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

9月6日、約4か月の休養明けで迎えた17戦目は、江差追分全国大会特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた18戦目は、門別プロパンガス事業組合特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて7着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた19戦目は、とままえ産ななつぼし特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた20戦目は、若杉朝飛騎手を鞍上に迎えて、アポイ岳世界ジオパーク特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた21戦目は、みんなおいでよ上砂川町特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

5歳（2023年）

4月19日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、スペシャルナイター特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた23戦目は、阿岸潤一朗騎手を鞍上に迎えて、ヱビスビール特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた24戦目は、平取町すずらん観賞会特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したフリーホースパークを差し切れず、1馬身差の2着となった。

5月30日、中1週で迎えた25戦目は、冠レースでお得なSPAT4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた26戦目は、スターチス特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったネオトキオに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。

6月28日、中1週で迎えた27戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、江差かもめ島まつり特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた28戦目は、SPAT4でポイント10倍特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮内勇樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた29戦目は、フウリンソウ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では自慢の末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のサンベルベッドに1馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

8月9日、中1週で迎えた30戦目は、風かおる優駿桜国新ひだか特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（9戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた31戦目は、伊藤忠エネクスHL北海道特別（門別ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた32戦目は、デュランタ特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（11戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた33戦目は、とままえ産ななつぼし特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手（12戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた34戦目は、さまに地場産フェア特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部龍騎手（13戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた35戦目は、しべつ牛乳特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は阿岸潤一朗騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。