ムサシボウパール（2002年生、母アインカツヒメ）

ムサシボウパール（2002年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時25歳）と交配したアインカツヒメが19歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）丹羽牧場。戦績は、地方36戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2004年のアラ系2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、丹羽牧場から「北海道セプテンバーセールアングロアラブ1歳」に上場されたが主取りとなった。

徳本慶一厩舎（福山）へ入厩。

2歳（2004年）

5月23日、デビュー戦は岡田祥嗣騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（福山ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は421kg。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた2戦目は、吉延忠義騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（福山ダート800m 晴/重）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた3戦目は、石井幸男騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（福山ダート800m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系2歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は吉延忠義騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月14日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月25日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた6戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系2歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系2歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は石井幸男騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月2日、連闘で迎えた9戦目は、アラ系2歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石井幸男騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月4日、中4週で迎えた10戦目は、アラ系2歳（福山ダート1250m 雨/良）に出走。鞍上は片桐正雪騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のクイールラブに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月12日、連闘で迎えた11戦目は、アラ系2歳（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉延忠義騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグランバから1馬身半差の2着となった。

3歳（2005年）

1月3日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は片桐正雪騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月10日、連闘で迎えた13戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月17日、約3か月の休養明けで迎えた14戦目は、古川文貴騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般B5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で古川文貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般B5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川文貴騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

5月29日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、アラ系一般B4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川文貴騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒダカシュウホウに半馬身交わされて2着となった。

6月11日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般B5（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で古川文貴騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクインミリオリティを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月25日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般B5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で古川文貴騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエイランヒットを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般B4（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で古川文貴騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアマゴトウザイに1馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

7月23日、中1週で迎えた21戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、朝顔特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般B4（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は古川文貴騎手（7戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアマゴトウザイに3馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

8月20日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、月見月神田特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

9月3日、中1週で迎えた24戦目は、文鳥健康生後半年特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカイヨウミラクルに2馬身の差をつけて4勝目を手にした。

9月24日、中2週で迎えた25戦目は、アラ系一般A4（高知ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハニーセンプーを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月10日、中1週で迎えた26戦目は、龍彦送別記念特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた27戦目は、アラ系一般A4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた28戦目は、高知ダート祭オープン（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で赤岡修次騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず3着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般A4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で赤岡修次騎手（7戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

12月24日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた30戦目は、アラ系一般A5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で赤岡修次騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

4歳（2006年）

1月2日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた31戦目は、アラ系一般A4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で赤岡修次騎手（9戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

1月22日、中2週で迎えた32戦目は、アラ系一般A5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で赤岡修次騎手（10戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた33戦目は、アラ系一般A5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で赤岡修次騎手（11戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系一般A5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で赤岡修次騎手（12戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた35戦目は、アラ系一般A5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で赤岡修次騎手（13戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

4月29日、中4週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた36戦目は、アラ系一般A3（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は14戦連続で赤岡修次騎手（14戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。