レイズカイザー（2020年生、母バイカターキン）

Raise Kaiser

2020.04.24

レイズカイザー（2020年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「上げる+皇帝(独)」。毛色は鹿毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時17歳）と交配したバイカターキンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は梅田牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、梅田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、吉井盛治によって3,190万円で落札された。

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

10月16日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は514kg。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

12月3日、中6週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、フクチャンキングに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月24日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を取り、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、クロックフォードに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

3歳（2023年）

1月14日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ホウオウカブキに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

3月18日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（3戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のコルサファターレに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

7月22日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田辺裕信騎手（4戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のショウナンライシンに2馬身半の差をつけて休養明け初戦をモノにした。

9月18日、中7週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの鋸山特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田辺裕信騎手（5戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。