鋸山特別

レース展開

レイズカイザーが先陣を切る展開、その半馬身後ろに続くローズピリオド

ハナを切ったのはレイズカイザー。僅かなリードで一団を引っ張っていく。2番手にローズピリオドが続く。続いて、フィンガークリックが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはフランスゴデイナとインテンスフレイム。その1馬身後ろ、ヴィブラツィオーネは中団前寄り。2馬身以上差があって、キゾクは中団馬群の真ん中あたりを追走。さらに少し差があって、コロンビアテソーロとエクストラノートは中団後方の位置取り。その直後、サトノアレックス、サイモンソーラン、デルマラピスラズリらが10番手。2馬身以上離れて、ガルヴィハーラは後方4番手で前方各馬の動きを静観。さらに少し間が空いて、後方2番手の位置でじっとして脚を溜めるのはヨンクとミエノナイスガイ。シンガリにテンウォークライがいる隊列で最初のコーナーを通過。

鋸山特別、フランスゴデイナがテンのダッシュ力を活かした終始前目追走のスタイルで久方ぶりの勝利

先頭はレイズカイザーでリードは1馬身。2番手にフランスゴデイナとフィンガークリックが続く。そのあと、ローズピリオドとヴィブラツィオーネが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいた2番人気のフランスゴデイナが一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて勝利を挙げた。2着には、中団後方の位置から目を引く伸びを見せた13番人気のエクストラノートが続き、2着とアタマ差の3着には、4番手の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったヴィブラツィオーネが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えたコロンビアテソーロが入線、さらに3/4馬身差の5着には、後方2番手にいたテンウォークライが食い込んだ。逃げた1番人気のレイズカイザーは粘りを欠いて8着に敗れた。