ヴィブラツィオーネ（2019年生、母ミルシャイナー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、加藤裕司によって660万円で落札された。

辻哲英厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

10月3日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は446kg。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

11月20日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

12月11日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡育也騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入り込んだ。

3歳（2022年）

3月13日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったタシットに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月2日、中2週で迎えた5戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。18頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のキングズパレスに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

7月2日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの開成山特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

9月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

12月28日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に敗れた。

4歳（2023年）

1月28日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

2月19日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続でM.デムーロ騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

4月9日、中6週で迎えた11戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

5月21日、中5週で迎えた12戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のタマモエイトビートに1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

6月11日、中2週で迎えた13戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの八王子特別（東京ダート2100m 小雨/重）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入った。

8月19日、中9週で迎えた14戦目は、3歳以上2勝クラスの瀬波温泉特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（1戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの鋸山特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、T.マーカンド騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの鹿島特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

5歳（2024年）

1月28日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、4歳以上2勝クラスの大津特別（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月18日、中2週で迎えた18戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの天ケ瀬特別（京都ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に敗れた。

4月28日、中9週で迎えた19戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの五泉特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。