タイセイトリガー（2019年生、母ウエスタンクィーン）

Taisei Trigger

2019.04.30

タイセイトリガー（2019年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+引き金」。毛色は青鹿毛。種牡馬のパイロ（当時14歳）と交配したウエスタンクィーンが18歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はウエスタンファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ウエスタンファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、田中成奉によって1,320万円で落札された。

新開幸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

11月20日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

3歳（2022年）

6月5日、約6か月半の休養明けで迎えた2戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のチャオベッラをアタマ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

8月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。

2023年6月8日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。