ゼンノラッキー(1996年生、母ガイドアバンス)
Zenno Lucky
1996.04.08
ゼンノラッキー(1996年4月8日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラツキーソブリン(当時22歳)と交配したガイドアバンスが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はフクオカファーム。戦績は、地方14戦2勝。主な勝ち鞍は1998年の3歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、福岡光夫から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。
岡島茂厩舎(船橋)へ入厩。
2歳(1998年)
6月30日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳(船橋ダート1000m 晴/良)に出走。馬体重は486kg。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のベルモントチアフルに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
7月28日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、3歳(船橋ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手(1戦1勝)。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。
11月2日、約3か月の休み明けで馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦の若駒特別(浦和ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手(2戦1勝)。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。
11月25日、中2週で迎えた4戦目は、音部浩仁騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のりんどう特別(船橋ダート1500m 晴/良)に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のゼンノサイレンスを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。
12月8日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の美駒特別(浦和ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は石崎隆之騎手(3戦1勝)。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
3歳(1999年)
4月7日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳戦のチューリップ特別(船橋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手(4戦1勝)。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。
5月3日、中3週で迎えた7戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデ地方重賞のクラウンカップ(川崎ダート2100m 曇/良)に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。14着に終わった。
5月21日、中2週で迎えた8戦目は、柿本政男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のガーベラ特別(船橋ダート1600m 晴/良)に出走。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。
6月29日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦のあさがお特別(川崎ダート1600m 雨/重)に出走。鞍上は音部浩仁騎手(1戦1勝)。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。13着に終わった。
12月29日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から33kg増やして迎えた10戦目は、アクアライン特別(船橋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で音部浩仁騎手(2戦1勝)。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい14着に終わった。
4歳(2000年)
1月19日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1四(船橋ダート1700m 曇/重)に出走。鞍上は3戦連続で音部浩仁騎手(3戦1勝)。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に終わった。
2月17日、中3週で迎えた12戦目は、フラワーライン特別(船橋ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で音部浩仁騎手(4戦1勝)。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、若干緩いペースで一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。
2月22日、連闘で迎えた13戦目は、一般C1四イ(浦和ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で音部浩仁騎手(5戦1勝)。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月24日、約6か月の休み明けで迎えた14戦目は、佐宗応和騎手を鞍上に迎えて、江戸川区特別(大井ダート1700m 晴/良)に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。