シバカイザー（1984年生、母リードスワロー）

Shiba Kaiser

1984.06.09

シバカイザー（1984年6月9日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラショウリ（当時9歳）と交配したリードスワローが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は佐々木 節哉。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

伊藤雄二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

5月2日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は450kg。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したフェミニンドラマを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

5月23日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では電光石火の末脚を披露したが、3着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のノースクリストをアタマ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

7月12日、中3週で迎えた4戦目は、4歳400万下（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で河内洋騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

10月4日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、4歳以上400万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で河内洋騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

5歳（1989年）

2月18日、約17か月の休み明けで迎えた6戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（小倉芝2000m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた7戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下の渥美特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。