カシマシンセイ（2009年生、母ミルフィーユ）

カシマシンセイ（2009年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋新生」。毛色は鹿毛。種牡馬のアッミラーレ（当時12歳）と交配したミルフィーユが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は大西ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害21戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2013年の障害3歳以上オープン。

経歴

デビュー前

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

10月23日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 曇/重）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

3歳（2012年）

2月4日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

5月13日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

6月24日、中5週で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

9月1日、中9週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は横山義行騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

12月15日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（2013年）

3月16日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月20日、中4週で迎えた8戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で山本康志騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイカペガサスから3馬身半差の2着となった。

5月11日、中2週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。鞍上は4戦連続で山本康志騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のセフティーフライトに1馬身3/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月16日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で山本康志騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月14日、中3週で迎えた11戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/稍重）に57kgの軽斤量で出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のトウシンボルトをクビ差制して2勝目を手中に収めた。

8月17日、中4週で迎えた12戦目は、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は山本康志騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月22日、中4週で迎えた13戦目は、山崎亮誠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5歳（2014年）

2月23日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は山本康志騎手（6戦1勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた15戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月26日、中5週で迎えた16戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本康志騎手（8戦1勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったビービーラッシュから5馬身差の2着となった。

11月15日、約7か月の休養明けで迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝2800m 小雨/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で山本康志騎手（9戦1勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーシンジーラインから4馬身差の2着となった。

12月6日、中2週で迎えた18戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3210m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本康志騎手（10戦1勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（2015年）

4月25日、約4か月半の休養明けで迎えた19戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本康志騎手（11戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた20戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山本康志騎手（12戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月25日、中9週で迎えた21戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3380m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山本康志騎手（13戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオジュウチョウサンから3馬身差の2着に敗北した。

8月29日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山本康志騎手（14戦1勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7歳（2016年）

1月23日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた23戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝3330m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山本康志騎手（15戦1勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

3月12日、中6週で迎えた24戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月23日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は山本康志騎手（16戦1勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月22日、約6か月の休み明けで迎えた26戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（17戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。