ツルギネオンヒメ（1998年生、母ツルギジヨーオー）

ツルギネオンヒメ（1998年5月21日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のカヅミネオン（当時12歳）と交配したツルギジヨーオーが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は廿日岩寿美。戦績は、地方13戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

山際孝幸厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2000年）

10月19日、デビュー戦は横山誠騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るタケデンジュノーを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

11月10日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山誠騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山誠騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

12月29日、連闘で迎えた5戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトゥルーザネオンに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

3歳（2001年）

1月22日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

2月16日、中3週で迎えた7戦目は、3歳オープンのオグリオー記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は横山誠騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

8月16日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた8戦目は、唐津洋介騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で唐津洋介騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、トモシロナイスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月13日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で唐津洋介騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で唐津洋介騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のクラメビウスに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（2002年）

2月27日、約5か月の休養明けで迎えた12戦目は、アラ系一般A11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂口重政騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

3月18日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、アラ系一般A13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は唐津洋介騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。