キットサクラサク（2017年生、母ドゥジエムシャンス）

経歴

デビュー前

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

11月16日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は460kg。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入った。

12月8日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

3歳（2020年）

6月13日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた4戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、伸びてきたバルドダンサー決め手に屈してクビ差の2着となった。

8月16日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

8月29日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡巧也騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったペルセウスシチーにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。

9月5日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡巧也騎手（4戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

11月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るデスティニープランを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月18日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のココリミネルヴァを3/4馬身振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

4歳（2021年）

3月7日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から15kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦し、4着に入った。

3月28日、中2週で迎えた12戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

6月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

7月25日、中5週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

11月20日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦し、5着を確保した。

12月12日、中2週で迎えた16戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

5歳（2022年）

1月23日、中5週で迎えた17戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、3着を確保した。

2月13日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で秋山稔樹騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山稔樹騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

6月19日、約3か月半の休養明けで迎えた20戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

7月23日、中4週で迎えた21戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの伊達特別（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

2022年7月27日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月16日、中7週で迎えた22戦目は、新原周馬騎手を鞍上に迎えて、葉鶏頭賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のアーリーレッグに1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

10月10日、中2週で迎えた23戦目は、ねんりんスマイリングフェスタ開催記念杯（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で新原周馬騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のブルーオラーリオに2馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

11月8日、中3週で迎えた24戦目は、初霜特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で新原周馬騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

6歳（2023年）

1月31日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた25戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、ヴィクトリーチャレンジ（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

2月27日、中3週で迎えた26戦目は、大和撫子特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は新原周馬騎手（3戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のゴールデンプラチナに2馬身の差をつけて5勝目を手にした。

4月6日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、卯の花月特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原周馬騎手（4戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月16日、中5週で迎えた28戦目は、おだわらあんこうカレー特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で新原周馬騎手（5戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

6月13日、中3週で迎えた29戦目は、梅雨明かり特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で新原周馬騎手（6戦3勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

7月5日、中2週で迎えた30戦目は、江戸切子特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で新原周馬騎手（7戦3勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

10月13日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた31戦目は、知ってる?愛川町!記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で新原周馬騎手（8戦3勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた32戦目は、読書の日特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で新原周馬騎手（9戦3勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた33戦目は、おいしくお茶を飲みま賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で新原周馬騎手（10戦3勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月20日、中0週で迎えた34戦目は、埼玉県馬事畜産振興協議会長賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で新原周馬騎手（11戦3勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

7歳（2024年）

1月2日、中5週で迎えた35戦目は、福笑い賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で新原周馬騎手（12戦3勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

1月29日、中3週で迎えた36戦目は、雪化粧特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で新原周馬騎手（13戦3勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったカルナックに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

3月14日、中5週で迎えた37戦目は、よみうりランド遊園地開園60周年記念（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で新原周馬騎手（14戦3勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

4月4日、中2週で迎えた38戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、卯の花月特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

5月6日、中4週で迎えた39戦目は、フォーマルハウト賞（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は新原周馬騎手（15戦3勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

7月1日、中7週で迎えた40戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、さくらんぼ特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のゴールデンプラチナに3馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

7月23日、中2週で迎えた41戦目は、風鈴特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

11月12日、約3か月半の休養明けで迎えた42戦目は、時雨空特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は新原周馬騎手（16戦3勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のエアセイランをクビ差振り切って7勝目を掴み取った。