バブルカムサイヤー（1999年生、母パラダイスラン）

バブルカムサイヤー（1999年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサニーブライアン（当時5歳）と交配したパラダイスランが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）パラダイス・ファーム。戦績は、地方18戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の3歳。

経歴

デビュー前

阪本一栄厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2001年）

12月14日、デビュー戦は早田秀治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/不良）に出走。馬体重は517kg。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったワイエスアクションに詰め切れず、5馬身差の2着に敗れた。

12月29日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

3歳（2002年）

1月22日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1390m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

7月22日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1390m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、バニヤンローズに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

8月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井竜一騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリスポンスパンサーに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月17日、中0週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井竜一騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

4歳（2003年）

1月22日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、篠田剛孝騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、サテライトマキに交わされて3馬身差の2着となった。

2月10日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた8戦目は、佐藤正人騎手を鞍上に迎えて、一般C2四ア（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

3月25日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、一般C2三イ（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正人騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4月10日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた10戦目は、一般C2三イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤正人騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のヴァーサタイルをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

8月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた11戦目は、一般C2三イ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤正人騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

9月11日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた12戦目は、一般C2二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤正人騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2三ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤正人騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

11月10日、中4週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた14戦目は、一般C2三（船橋ダート1500m 小雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤正人騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

12月11日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤正人騎手（7戦1勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

5歳（2004年）

1月16日、中4週で迎えた16戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、一般C3一イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

2月24日、中5週で迎えた17戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

4月6日、中5週で迎えた18戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。