サテライトマキ（1997年生、母パーゴラ）

経歴

デビュー前

2歳（1999年）

12月30日、デビュー戦は野口正宏騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は459kg。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入り込んだ。

3歳（2000年）

9月22日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた2戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のタケデンタキシードに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月24日、中4週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のゴライコウニセイに2馬身半の差をつけて2勝目を収める

4歳（2001年）

4月23日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で白田日出夫騎手（2戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマエノハヤヒデに1馬身半の差をつけて休養明けの一戦を物にした。

6月1日、中5週で迎えた5戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスカイシーガールに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5歳（2002年）

2月28日、約9か月の休み明けで迎えた6戦目は、一般C3三ア（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は白田日出夫騎手（3戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不撓の闘争本能で渋太く粘り続けて、最後は2着のオンワードブリテンをハナ差振り切って怒涛の5連勝を決めた。

3月29日、中3週で迎えた7戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（4戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、長く末脚を持続させて、最後は2着のトートアンカーに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4月18日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2三ア（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で白田日出夫騎手（5戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた9戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、一般C2五ア（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばしてあっさりと抜け出し、最後は2着のネーチャーレディに3馬身の差をつけて優勝

6月10日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2二ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで崩れずに走り抜いたが、ダイタクダイヤに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

11月7日、約5か月の休養明けで迎えた11戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮戦したが、勝ったパープルモンクに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月3日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2二イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたアイネスダイオー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

6歳（2003年）

1月22日、中6週で迎えた13戦目は、一般C2七（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るバブルカムサイヤーを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月7日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2三イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（5戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のカミナリパワーをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

4月9日、中8週で迎えた15戦目は、清明特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤隆騎手（6戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したコアレスコマンドを捕まえ切れず、ハナ差の2着に惜敗した。

4月28日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤隆騎手（7戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のグリーンスパーを半馬身振り切って10勝目を達成した。

6月4日、中4週で迎えた17戦目は、一般C1三ア（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤隆騎手（8戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不撓の精神でジリジリと辛抱強く粘り込んで、最後は2着のエルカミノレアルに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月25日、中2週で迎えた18戦目は、りゅう座特別（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤隆騎手（9戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

11月10日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた19戦目は、茜浜特別（船橋ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で佐藤隆騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。最後は脚が止まってしまい5着に敗れた。

12月11日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた20戦目は、銀河特別（船橋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で佐藤隆騎手（11戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた21戦目は、冬菊特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で佐藤隆騎手（12戦5勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。