エイヨーカルム（2021年生、母ライトウェイレフト）

エイヨーカルム（2021年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名(ヒップホップ用語で行くぞ)+穏やか(仏)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロードバリオス（当時16歳）と交配したライトウェイレフトが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は熊本県、生産者は本田土寿。主な勝ち鞍は2023年のひまわり賞チャレンジカップ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、本田土寿から「九州1歳市場サラブレッド1歳」に上場され、佐賀県馬主会柳田英子によって374万円で落札された。

古賀光範厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2023年）

6月17日、デビュー戦は飛田愛斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスーパーホープフルデビュー（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は459kg。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、カシノルーカスに交わされて2馬身半差の2着となった。

7月1日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のひまわり賞チャレンジカップ（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテイエムサガドンに3馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

7月23日、中2週で迎えた3戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアルタイル特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のデネブ特別（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

8月26日、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で田中直人騎手（2戦0勝）。18頭立ての15番人気で17番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた6戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた7戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビンゴセーラに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月5日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のシリウス特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた10戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のベテルギウス賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた11戦目は、2歳戦の2歳-3組（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（4戦2勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた12戦目は、2歳戦のアルデバラン特別（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（5戦2勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

3歳（2024年）

1月6日、中2週で迎えた13戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの佐賀若駒賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のミヤマキリシマ特別（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（6戦2勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の七ツ釜特別（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は田中純騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のたんぽぽ賞（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のうまかつJC2nd 第10戦（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月23日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の古伊万里特別（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の川上峡特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた20戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

6月11日、中5週で迎えた21戦目は、大隅特別（佐賀ダート1400m 曇/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は田中純騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた22戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のチャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた23戦目は、3歳戦の虹ノ松原賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた24戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。