ゴッドトムボーイ（1990年生、母ゴッドプリンセス）

God Tomboy

1990.05.14

ゴッドトムボーイ（1990年5月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のバンブーアトラス（当時11歳）と交配したゴッドプリンセスが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は森永 聡。戦績は、中央平地8戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

坂口正大厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

2月27日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、ポットユーフォーに半馬身交わされて2着に敗北した。

3月14日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったゲイリーランサーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月20日、連闘で迎えた3戦目は、4歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

4月17日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のシントップオーをハナ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

5月8日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で武豊騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた6戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

7月4日、中4週で迎えた7戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は武豊騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、4着に終わった。