シゲルピーマン（2015年生、母フォーカルスター）

Shigeru Piman

2015.04.19

シゲルピーマン（2015年4月19日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+野菜『ピーマン』」。毛色は鹿毛。種牡馬のサムライハート（当時13歳）と交配したフォーカルスターが20歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は神垣 道弘。2020年の障害4歳以上オープン(障害4歳以上オープン)に勝利した他、2020年の中山新春ジャンプステークス(障害4歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、神垣道弘から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって216万円で落札された。

粕谷昌央厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

4月7日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた2戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

6月12日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のジューンフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

9月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

9月29日、中2週で迎えた6戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったレジェンドパワーから5馬身差の2着となった。

10月20日、中2週で迎えた7戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で上野翔騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた8戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月9日、中3週で迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（2019年）

1月6日、中3週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のデカルコマニーに約13馬身の大差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月23日、中6週で迎えた11戦目は、春麗ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で石神深一騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月23日、中3週で迎えた12戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石神深一騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月22日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、J・G3の東京ジャンプステークス（東京障害芝3110m 小雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月20日、中3週で迎えた14戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3380m 曇/良）に出走。鞍上は上野翔騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた15戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月5日、中7週で迎えた16戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月9日、中4週で迎えた17戦目は、J・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外 晴/良）に出走。鞍上は上野翔騎手（4戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月7日、中3週で迎えた18戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 曇/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2020年）

1月11日、中4週で迎えた19戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝3200m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

2月1日、中2週で迎えた20戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝3170m 晴/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月20日、中6週で迎えた21戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月2日、中5週で迎えた22戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグスモーキーに2馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

6月6日、中4週で迎えた23戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝3100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（4戦1勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月11日、中4週で迎えた24戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝3110m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月5日、約5か月の休養明けで迎えた25戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた26戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

6歳（2021年）

1月30日、中4週で迎えた27戦目は、牛若丸ジャンプステークス（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（7戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた28戦目は、春麗ジャンプステークス（小倉障害芝3390m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（8戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7歳（2022年）

1月22日、約11か月の休養明けで迎えた29戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は草野太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた30戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。12着に終わった。

2022年2月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

3月27日、中5週で迎えた31戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、さがけいば馬券女王決定戦ファイナル（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた32戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた33戦目は、菊池川特別（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた34戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

2022年5月9日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。