ペップトーク（2006年生、母デゴッドドーター）

ペップトーク（2006年1月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「激励のための短い演説」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時8歳）と交配したデゴッドドーターが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡追分町、生産者は追分ファーム。戦績は、地方14戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の一般C3五六。

経歴

デビュー前

当歳のとき、追分ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、金子真人ホールディングスによって7,350万円で落札された。

山崎尋美厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2009年）

11月13日、デビュー戦は郷間勇太騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。馬体重は506kg。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

12月18日、中4週で迎えた2戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、アリーペデに交わされて3馬身差の2着となった。

4歳（2010年）

1月3日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

1月26日、中2週で迎えた4戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたポノポノマウイ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

2月22日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3月31日、中4週で迎えた6戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

4月27日、中3週で迎えた7戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C3九十（浦和ダート1300m 雨/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホワイトグロウに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月13日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた10戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3七八九（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に敗れた。

8月4日、連闘で迎えた13戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイコーロンシャンを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

8月24日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。