ネクストトゥナン（2000年生、母ナリタスズカゼ）
Next to None
2000.03.24
ネクストトゥナン（2000年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「並ぶものがない（次に続くものがない）」。毛色は鹿毛。種牡馬のエリシオ（当時7歳）と交配したナリタスズカゼが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方21戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2004年の4歳以上C2。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 26戦5勝 [5-5-5-11/26]
- 総賞金国内
- 222万円
- 生年月日
- 2000年3月24日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 川田孝好佐賀
- 馬主
- 山上和良
- 生産者
- （有）富田牧場
- 抹消情報
- 中央：2003年7月11日抹消
地方：2004年12月24日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のナリタスズカゼは中央平地3戦0勝。祖母のプレザントソーサリスは海外11戦2勝。曾祖母のWitch Danceは海外6戦1勝。父のエリシオは海外G1・5勝（仏国芝[5勝:2100-2400m]）。
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| 牡 | Northern Dancer | 3×4 | 18.75% |
| 牡 | Nearco | 5×6*7*7*7 | 7.03% |
| 牡 | Native Dancer | 5×5*6 | 7.81% |
| 牡 | Bold Ruler | 7×5 | 3.9% |
| 牡 | Hyperion | 6*7×7*7*7 | 4.68% |
| 牡 | Princequillo | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Nasrullah | 7×6*6*6*7 | 6.25% |
| 牡 | Count Fleet | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Discovery | 7×7*7 | 2.34% |
| 牡 | Balladier | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Hail to Reason | 5*7 | 3.9% |
| 牡M | War Admiral | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Bull Dog | 7*7*7 | 2.34% |
| 牡M | Beau Pere | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Glamour | 7×5 | 3.9% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ノーザンダンサー系
- ファミリーナンバー
- 16-g
レース成績
経歴
デビュー前
飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2003年）
4月26日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。
5月18日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。
6月15日、中3週で迎えた3戦目は、高井彰大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。
6月28日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は飯田祐史騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。
7月6日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（3戦0勝）。15頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。
8月14日、中5週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシゲノマックィーンを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。
8月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。
9月20日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオートキャロルを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目をマークした。
11月16日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。
12月7日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のザチャンプマンに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
4歳（2004年）
1月18日、中5週で迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のブルーピルイをクビ差振り切って4勝目を掴み取った。
1月26日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（6戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイシンシェーバーを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って優勝
2月8日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたサンダーボス決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。
2月21日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で倉富隆一郎騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカレントトピックスにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。
3月7日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で倉富隆一郎騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。
3月21日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で倉富隆一郎騎手（10戦5勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダンツジュエリーを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。
4月25日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で倉富隆一郎騎手（11戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
5月9日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で倉富隆一郎騎手（12戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。
5月30日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で倉富隆一郎騎手（13戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマダムフレンチを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
6月19日、中2週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた20戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で倉富隆一郎騎手（14戦5勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。
9月4日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から7kg戻して迎えた21戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で倉富隆一郎騎手（15戦5勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
9月26日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で倉富隆一郎騎手（16戦5勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。
10月17日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で倉富隆一郎騎手（17戦5勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。
11月7日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で倉富隆一郎騎手（18戦5勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
11月27日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で倉富隆一郎騎手（19戦5勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
12月19日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で倉富隆一郎騎手（20戦5勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマコトエンエンを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。