チョウカイターフ（2003年生、母レジーナターフ）

チョウカイターフ（2003年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時13歳）と交配したレジーナターフが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大北牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方21戦2勝2着7回。主な勝ち鞍は2006年の一般C2。

経歴

デビュー前

中野隆良厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

1月8日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は546kg。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた2戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。

6月4日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したパーシングを捕まえ切れず、8馬身差の2着となった。

6月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ガッサンアポロに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

7月16日、中3週で迎えた5戦目は、3歳C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月24日、連闘で迎えた6戦目は、3歳C3（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた7戦目は、3歳C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タカトモゴールドに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

8月21日、連闘で迎えた8戦目は、3歳C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村暁騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた9戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

10月8日、連闘で迎えた12戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

10月15日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオプティマルマザーを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

10月22日、連闘で迎えた14戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダンストンジュエルを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

10月30日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したユキノシラユキを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

11月13日、中1週で迎えた16戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月18日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は南郷家全騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

11月26日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンザンクインに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月4日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたミキティースマイル決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

12月11日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

12月23日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で南郷家全騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダンストンシリウスに4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

4歳（2007年）

1月4日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で南郷家全騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。