ロングロメオ（1988年生、母ロングクリステイヌ）

ロングロメオ（1988年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエンペリー（当時15歳）と交配したロングクリステイヌが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）天羽牧場。戦績は、中央平地25戦2勝、中央障害7戦1勝。主な勝ち鞍は1991年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

11月24日、デビュー戦は土肥幸広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

12月16日、連闘で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

3歳（1991年）

1月13日、中3週で迎えた4戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた5戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

2月10日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で内山正博騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた9戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

4月6日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、5着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で河北通騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、4着に入った。

5月19日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で河北通騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウオアシスに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月8日、中2週で迎えた13戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で河北通騎手（4戦1勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた14戦目は、4歳500万下（中京ダート1000m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で河北通騎手（5戦1勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた15戦目は、4歳500万下のなでしこ賞（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で河北通騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

8月4日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上500万下の若戸特別（小倉芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は内山正博騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（6戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

9月28日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は河北通騎手（7戦1勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた21戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のエドノトウコウに1馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

4歳（1992年）

5月17日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、5歳以上900万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は河北通騎手（9戦1勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上900万下（阪神芝2200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（10戦1勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上900万下（阪神芝1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で河北通騎手（11戦1勝）。17頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた25戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月22日、中2週で迎えた27戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 雨/稍重）に出走。鞍上は内山正博騎手（7戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月30日、連闘で迎えた28戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（8戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた29戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノルパンをクビ差制して勝利をモノにする

10月4日、中2週で迎えた30戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた31戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（3戦0勝）。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた32戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3290m 晴）に出走。5頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。