エプソムフルーツ（2005年生、母ミレニアムクイーン）

エプソムフルーツ（2005年2月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋果物」。毛色は鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時13歳）と交配したミレニアムクイーンが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大栄牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方32戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の4歳以上D5三。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大栄牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、エプソム愛馬会によって157.5万円で落札された。

エプソム愛馬会にて総額840万円（4.2万×200口）で一口馬主が募集された。

上川将幸厩舎（西脇）へ入厩。

3歳（2008年）

8月26日、デビュー戦は上村勇人騎手を鞍上に据えて、3歳F6二（園田ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は469kg。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた2戦目は、3歳F6二（園田ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で上村勇人騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

10月21日、中5週で迎えた3戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D9二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた4戦目は、フロンティア賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上D9二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったミスボルトに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上D8三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したドンサルートを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

12月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上D9二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で板野央騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、デアフォルテにハナ差交わされて2着に甘んじた。

12月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上D9二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で板野央騎手（5戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2009年）

1月7日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上D9一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で板野央騎手（6戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のフレンチミラクルに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月29日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上D8二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で板野央騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のニシオビルタスに1馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

2月12日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上D5三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で板野央騎手（8戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のマストゥルージュをクビ差振り切って3勝目を掴み取った。

3月4日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上D2四（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で板野央騎手（9戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で板野央騎手（10戦3勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

3月27日、中0週で迎えた14戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D1三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

5月16日、中6週で馬体重を前走から23kg減らして迎えた15戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の石打特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

6月28日、中5週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下のいわき特別（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず最後はロイヤルロードと並んで13着同着となった。

7月12日、中1週で迎えた17戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の織姫賞（福島芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

8月8日、中3週で迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は二本柳壮騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下の浦佐特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた20戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の粟島特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

9月27日、連闘で迎えた21戦目は、池崎祐介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下の高湯温泉特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

6歳（2011年）

9月28日、約23か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた24戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、夢前川特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい8着に終わった。

7歳（2012年）

2月22日、約5か月の休養明けで迎えた25戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は板野央騎手（11戦3勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた26戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた27戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、こぶし賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大柿一真騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた30戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で大柿一真騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた31戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた32戦目は、牝馬限定の4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

6月7日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた33戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

6月20日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた34戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C3二（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた36戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

7月24日、連闘で迎えた37戦目は、3歳以上C3四（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上C3三（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

8月15日、連闘で迎えた39戦目は、3歳以上C3二（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた40戦目は、3歳以上C3二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた41戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。