コウエイスマイル（2007年生、母ユーワクイーン）

コウエイスマイル（2007年5月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋微笑」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時18歳）と交配したユーワクイーンが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）浜本牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方5戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

8月1日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は470kg。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月6日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。最後は垂れてしまい17着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

3歳（2010年）

1月31日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビビッドボイスに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

2月11日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカンムリヨシノを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

3月22日、中5週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（3戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったオリオンザドーターに詰め切れず、6馬身差の2着となった。