マハロチケット（2011年生、母ホッテストチケット）

マハロチケット（2011年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「感謝チケット」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時10歳）と交配したホッテストチケットが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地16戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

池江泰寿厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

2月23日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るピエールドリュヌを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3月29日、中4週で迎えた2戦目は、3歳500万下の大寒桜賞（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

8月9日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の都井岬特別（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクロニクルスカイを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

9月7日、中3週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のペンタトニックをクビ差振り切って2勝目を手に入れた。

9月27日、中2週で迎えた5戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の悠久山特別（新潟芝2400m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

11月16日、中6週で迎えた6戦目は、3歳以上1000万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、逃げるマイネルリヒトを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

11月29日、中1週で迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の高雄特別（京都芝2400m 外回り晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

4歳（2015年）

1月25日、中7週で迎えた8戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の睦月賞（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

3月15日、中6週で迎えた9戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の淡路特別（阪神芝2200m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた10戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（阪神芝2000m 雨/重）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

5月31日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた12戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

5歳（2016年）

12月3日、約17か月半の休養明けで迎えた13戦目は、V.シュミノー騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚色が悪くなり18着に終わった。

6歳（2017年）

1月14日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でV.シュミノー騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

3月25日、中9週で迎えた15戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2200m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

4月30日、中4週で迎えた16戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。