マイネルリヒト（2009年生、母タイキシャイン）

マイネルリヒト（2009年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋光（独）」。毛色は鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時15歳）と交配したタイキシャインが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は山際辰夫。戦績は、中央平地27戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の3歳以上1000万下。

経歴

デビュー前

当歳のとき、山際辰夫から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,700万円（17万×100口）で一口馬主が募集された。

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

7月23日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

12月25日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

3歳（2012年）

1月29日、中4週で迎えた3戦目は、T.クウィリー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

2月26日、中3週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝2200m 曇/稍重）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。17頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったエボニーナイトに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5月13日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大野拓弥騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月17日、中4週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大野拓弥騎手（5戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のクライマックスに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月16日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大野拓弥騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のダイワリューリンに1馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

10月8日、中2週で迎えた11戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の本栖湖特別（東京芝2400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

4歳（2013年）

2月10日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の箱根特別（東京芝2400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の潮来特別（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

3月30日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上1000万下の安房特別（中山芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

4月27日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の陣馬特別（東京芝2400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

6月9日、中5週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（7戦2勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシンボリジャズをアタマ差振り切って3勝目をゲットした。

7月13日、中4週で迎えた17戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の信夫山特別（福島芝2600m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では見所を作れず16着に敗れた。

11月2日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の磐梯山特別（福島芝2600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた19戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（中山芝2500m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、伸びてきたマイネルジェイド決め手に屈して半馬身差の2着となった。

12月22日、中2週で迎えた20戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下のグッドラックハンデキャップ（中山芝2500m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に敗れた。

5歳（2014年）

1月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の初咲賞（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた22戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の箱根特別（東京芝2400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

9月27日、約8か月の休養明けで迎えた23戦目は、3歳以上1000万下の悠久山特別（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（4戦0勝）。18頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って18着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた24戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（東京芝2400m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた25戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、リードを5馬身以上保って、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のガッツでジリジリと辛抱強く粘り込んで、最後は2着のマハロチケットに1馬身3/4の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

12月14日、中3週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下のオリオンステークス（阪神芝2400m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

6歳（2015年）

1月12日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上1600万下の迎春ステークス（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。