ダイワリューリン（2008年生、母スマイリングアワー）

ダイワリューリン（2008年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名（龍林）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時8歳）と交配したスマイリングアワーが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地7戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、大城敬三によって5,670万円で落札された。

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

8月21日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は532kg。18頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

9月24日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったレオパルドゥスに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

10月1日、連闘で迎えた3戦目は、3歳以上500万下（札幌芝2600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場勇人騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のエアポートメサを半馬身振り切って初白星を挙げた。

10月23日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下の岩船特別（新潟芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場勇人騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったサトノシュレンに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

11月13日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下の白根特別（新潟芝2200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で的場勇人騎手（4戦1勝）。17頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、5着に終わった。

4歳（2012年）

8月11日、約9か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳以上500万下のタイランドカップ（札幌芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場勇人騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

9月16日、中4週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場勇人騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイネルリヒトを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。