シンボリジャズ（2010年生、母スイートケンメア）
Symboli Jazz
2010.03.25
シンボリジャズ（2010年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ダンスの一種より」。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキシャトル（当時16歳）と交配したスイートケンメアが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地33戦4勝2着3回、中央障害1戦0勝、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は2016年の信濃川特別(1000万下 ハンデ)。
経歴
デビュー前
牧光二厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2012年）
12月9日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、超スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。
3歳（2013年）
1月5日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。
1月27日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
2月10日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。
3月9日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田辺裕信騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したマンインザムーンにクビ差届かず2着に惜敗した。
3月31日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田辺裕信騎手（5戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。
4月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田辺裕信騎手（6戦0勝）。17頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。
5月5日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で田辺裕信騎手（7戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヴェイパーコーンに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
5月18日、中1週で迎えた9戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の早苗賞（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。
6月9日、中2週で迎えた10戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったマイネルリヒトにねじ伏せられてアタマ差の2着となった。
6月29日、中2週で迎えた11戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の開成山特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦したが、3着に終わった。
4歳（2014年）
2月24日、約8か月の休み明けで迎えた12戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。
3月9日、中1週で迎えた13戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。
4月6日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。
4月27日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の川俣特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーセンワープを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。
9月28日、約5か月の休み明けで迎えた16戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（2戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。
10月12日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。
11月9日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下の檜原湖特別（福島芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隼人騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。
5歳（2015年）
4月11日、約5か月の休み明けで迎えた19戦目は、4歳以上500万下の飯盛山特別（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隼人騎手（5戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、5着に終わった。
4月26日、中1週で迎えた20戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の川俣特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、3着に入った。
5月16日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の胎内川特別（新潟芝2200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のキタサンキンボシに1馬身1/4の差をつけて3勝目を手中に収めた。
8月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、3歳以上1000万下の阿賀野川特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場勇人騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、ショウナンバッハに交わされて1馬身1/4差の2着となった。
8月22日、中1週で迎えた23戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の札幌日刊スポーツ杯（札幌芝2600m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、5着を確保した。
9月5日、中1週で迎えた24戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の弥彦特別（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。
10月24日、中6週で迎えた25戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバテてしまい6着に終わった。
6歳（2016年）
5月8日、約6か月半の休み明けで迎えた26戦目は、4歳以上1000万下の鴨川特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。
6月19日、中5週で迎えた27戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の北斗特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。
7月9日、中2週で迎えた28戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の松島特別（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。
8月6日、中3週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の信濃川特別（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く粘り込んで先頭をうかがい、最後は2着のサンライズクロンヌをクビ差振り切って優勝
8月20日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上1600万下の日本海ステークス（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握り、リードを2馬身以上キープして、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。
9月18日、中3週で迎えた31戦目は、3歳以上1600万下のレインボーステークス（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡巧也騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって10着に終わった。
11月27日、中9週で迎えた32戦目は、3歳以上1600万下のウェルカムステークス（東京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡巧也騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。
12月11日、中1週で迎えた33戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の美浦ステークス（中山芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で木幡巧也騎手（5戦1勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して7番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。
7歳（2017年）
2月25日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月19日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から9kg絞って迎えた35戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の武州賞（浦和ダート1900m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。
8歳（2018年）
1月16日、中3週で迎えた36戦目は、チバテレ盃（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。