フジレインボー（1986年生、母エバンスシチー）

Fuji Rainbow

1986.03.09

フジレインボー（1986年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のハバツト（当時15歳）と交配したエバンスシチーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）見上牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方17戦3勝。主な勝ち鞍は1989年の4歳B2。

経歴

デビュー前

見上恒芳厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

11月5日、デビュー戦は柴田弘之騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

11月12日、連闘で迎えた2戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

3歳（1989年）

7月19日、約8か月半の休み明けで迎えた3戦目は、末吉清和騎手を鞍上に迎えて、4歳C1イ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月14日、中3週で迎えた4戦目は、阿部正義騎手を鞍上に迎えて、4歳B2（三条ダート1200m 雨/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた5戦目は、4歳B2（三条ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部正義騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた6戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、4歳B2（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた7戦目は、4歳B（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた8戦目は、4歳B2（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で大枝幹也騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月15日、中0週で迎えた9戦目は、4歳B（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で大枝幹也騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた10戦目は、4歳B2（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で大枝幹也騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のツルマイアズマに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月12日、中1週で迎えた11戦目は、4歳B（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で大枝幹也騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月23日、中1週で迎えた12戦目は、4歳B（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で大枝幹也騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた13戦目は、4歳B2（新潟(地)ダート1600m 雪/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で大枝幹也騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のモンテパツシオーネをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

12月30日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦の雪椿特別（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で大枝幹也騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1990年）

4月8日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、一般C2イ（三条ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で大枝幹也騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月2日、中7週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた16戦目は、山口高騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1ロ（三条ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口高騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2イ（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（10戦2勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1ロ（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（11戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のソウゲンジに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。