ブルースペシャル（1998年生、母シスターレイズ）

ブルースペシャル（1998年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のミスターヨシゼン（当時14歳）と交配したシスターレイズが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松坂牧場。戦績は、地方32戦9勝2着6回。主な勝ち鞍は2002年の大日岳特別(アラ系一般B)。

経歴

デビュー前

中川一男厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2000年）

8月8日、デビュー戦は中川雅之騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は469kg。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月4日、中3週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（金沢ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

3歳（2001年）

4月9日、約7か月の休み明けで迎えた4戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるシオジダイオーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月21日、中1週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた5戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るストレッチハンターを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月15日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中川雅之騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で中川雅之騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で中川雅之騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハナタイショウに4馬身の差をつけて制した。

6月23日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で中川雅之騎手（9戦2勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で中川雅之騎手（10戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るフブキテンランを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って3勝目を手にした。

8月18日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で中川雅之騎手（11戦3勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で中川雅之騎手（12戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るタイガーマネーを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って勝利を手中に収めた。

9月15日、中1週で迎えた14戦目は、殿田倫之騎手を鞍上に迎えて、アメジスト特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるスマノレイズを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

9月29日、中1週で迎えた15戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（13戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のハリマヒビキをクビ差振り切って優勝

10月29日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（14戦5勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた17戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は殿田倫之騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月24日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（15戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（16戦5勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシオジダイオーを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

12月22日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（17戦5勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコウナンユーホーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

4歳（2002年）

1月6日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（18戦5勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトキノセイコを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。

4月6日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から7kg絞って迎えた22戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（19戦6勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（20戦6勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中川雅之騎手（21戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したショウリノサクセスを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

5月18日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で中川雅之騎手（22戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のナイスヴイに9馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月2日、中1週で迎えた26戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で中川雅之騎手（23戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

6月15日、中1週で迎えた27戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、時雨亭特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホワイトダイヤに2馬身半の差をつけて8勝目をつかんだ。

7月2日、中1週で迎えた28戦目は、大日岳特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るショウリノサクセスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて9勝目をつかんだ。

7月14日、中1週で迎えた29戦目は、文月特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（24戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

8月24日、中5週で迎えた30戦目は、サファイヤ特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（25戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず3着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた31戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（26戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたタカノヒーロー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

9月21日、中1週で迎えた32戦目は、サファイヤ特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（27戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。競走中止となった。