テイクザフラッグ（2008年生、母テイクマイハート）

テイクザフラッグ（2008年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「旗を取る。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックホーク（当時14歳）と交配したテイクマイハートが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）笠松牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方10戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の4歳。

経歴

デビュー前

鈴木康弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

12月4日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は490kg。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

3歳（2011年）

2月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

5月8日、中9週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

8月27日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

9月22日、中3週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた5戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた6戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り5着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のように疾駆したが、マイネルリブレットに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月7日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた11戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったナリタハピネスから2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2012年）

1月3日、中0週で迎えた12戦目は、4歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアジアンキッドに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月9日、連闘で迎えた13戦目は、4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノアンブレに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

1月29日、中2週で迎えた14戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。