ナリタハピネス（2008年生、母ナリタシャルマン）

ナリタハピネス（2008年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋幸福」。毛色は栗毛。種牡馬のナリタセンチュリー（当時9歳）と交配したナリタシャルマンが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）太陽牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方22戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2012年の4歳。

経歴

デビュー前

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

7月16日、デビュー戦は大下智騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大下智騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

9月11日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大下智騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

10月8日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1130m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月15日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で黒川知弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で黒川知弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で黒川知弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったレオファンタジーから1馬身半差の2着に敗北した。

11月26日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で黒川知弘騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったビューティタキオンから7馬身差の2着に敗北した。

12月19日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で黒川知弘騎手（5戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスポーティンライフに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月24日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で黒川知弘騎手（6戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のテイクザフラッグに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2012年）

1月8日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で黒川知弘騎手（7戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のライトアップゲランに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

1月14日、連闘で迎えた12戦目は、4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で黒川知弘騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイスアランデルからクビ差の2着に甘んじた。

2月5日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2四（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で黒川知弘騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2四（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で黒川知弘騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のカナレセッテに1馬身の差をつけて優勝

2月25日、中1週で迎えた15戦目は、佐々木記念京嘉誕生杯（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で黒川知弘騎手（11戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のオーガニックライフをアタマ差制して5勝目を挙げた。

3月4日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2三（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で黒川知弘騎手（12戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

3月11日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2二（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で黒川知弘騎手（13戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2二（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で黒川知弘騎手（14戦5勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で黒川知弘騎手（15戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた20戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（福山ダート1130m 雨/重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったプライズオブガールから1馬身半差の2着となった。

5月6日、中1週で迎えた21戦目は、「オープニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は黒川知弘騎手（16戦5勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた22戦目は、あと6日福山ばら祭2012（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒川知弘騎手（17戦5勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒川知弘騎手（18戦5勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月3日、連闘で迎えた24戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒川知弘騎手（19戦5勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で黒川知弘騎手（20戦5勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。