マイネアプリコット（1997年生、母マイネオリーブ）

マイネアプリコット（1997年4月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスターオブコジーン（当時9歳）と交配したマイネオリーブが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地12戦1勝、地方17戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,300万円（13万×100口）で一口馬主が募集された。

柴崎勇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

8月15日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は408kg。18頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセイシンビルゴに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月6日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に敗れた。

12月5日、中3週で迎えた3戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳G1の阪神3歳牝馬ステークス（阪神芝1600m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳G3のフェアリーステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦1勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

3歳（2000年）

2月5日、中5週で迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず13着に敗れた。

2月13日、連闘で迎えた6戦目は、4歳500万下のくすのき賞（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

3月18日、中4週で迎えた7戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3のフラワーカップ（中山芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

4歳（2001年）

1月8日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は勝浦正樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた9戦目は、菊池憲太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

6月30日、約5か月の休み明けで迎えた10戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の栗子特別（福島芝1700m 小雨/良）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた11戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず13着に敗れた。

8月26日、中4週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 雨/良）に出走。鞍上は柴田未崎騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。18着に終わった。

10月6日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシンジュクヒミコに2馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

10月28日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた15戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた16戦目は、山口盛弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた18戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山口盛弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（2002年）

1月9日、中1週で迎えた19戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口盛弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2ロ（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月15日、中3週で迎えた21戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオトメノホホエミからクビ差の2着となった。

3月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月31日、中3週で迎えた23戦目は、一般B3 C（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2イ C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月8日、中6週で迎えた25戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月29日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアドマイヤイーグルをクビ差制して勝利を手に入れた。

7月14日、中1週で迎えた28戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のオリオンザロマンをクビ差制して勝利を手中に収めた。

8月18日、中4週で迎えた29戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。