エムオーマンボ（2015年生、母エムオーファミリー）

エムオーマンボ（2015年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母母父名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時17歳）と交配したエムオーファミリーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は門別牧場。主な勝ち鞍は2018年の一般C1五六。

経歴

デビュー前

飯田祐史厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

1月20日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は478kg。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

4月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は川島信二騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

8月4日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

8月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で義英真騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したレッドアルディにクビ差届かず2着に惜敗した。

9月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で義英真騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後はレンブランサと並んで2着同着となった。

9月22日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

11月16日、中7週で迎えた8戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C1十十一十二（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るチタノプリンセスを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月5日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るショルトを交わし去り、最後は1馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

12月26日、中2週で迎えた10戦目は、冬野賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したエンドウォーニングを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

4歳（2019年）

3月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、ダビマサーの皆様ありがとう!賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた12戦目は、北極星賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に敗れた。

7月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C1一二（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では稲妻の如き末脚を披露したが、4着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた14戦目は、カーネリアン特別（大井ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（5戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、4着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた15戦目は、はくちょう座特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（6戦2勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

9月17日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、爽籟特別（大井ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（7戦2勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

5歳（2020年）

5月22日、約8か月半の休み明けで迎えた17戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三四（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1一二三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

9月24日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた19戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、日高町建設協会特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた20戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、アポイ岳世界ジオパーク特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

12月10日、中8週で迎えた21戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

6歳（2021年）

1月20日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、一般C2七八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた23戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

3月23日、中4週で迎えた24戦目は、一般C2八九十（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は加藤和博騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

2021年4月2日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。