マイネガイア（1997年生、母マイネミレー）

マイネガイア（1997年3月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時11歳）と交配したマイネミレーが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地13戦1勝2着2回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額4,000万円（40万×100口）で一口馬主が募集された。

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

10月10日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサマンサスタイルにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月25日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の北海道3歳優駿（門別ダート1800m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。13着に終わった。

3歳（2000年）

5月27日、約6か月の休養明けで迎えた5戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1000m 雨/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

6月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

7月1日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で中谷雄太騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で中谷雄太騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で中谷雄太騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、勝ったジェリースイートにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

8月20日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で中谷雄太騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

10月8日、中6週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で中谷雄太騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で中谷雄太騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエスケースワンを鮮やかな末脚でアタマ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2001年）

6月23日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた13戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。