サマンサスタイル（1997年生、母ダイナサマンサ）

サマンサスタイル（1997年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラチトセオー（当時7歳）と交配したダイナサマンサが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）アイオイファーム。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は1999年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,000万円（25万×40口）で一口馬主が募集された。

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

10月10日、デビュー戦は鹿戸雄一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のマイネガイアを半馬身振り切って初白星を挙げた。

11月6日、中3週で迎えた2戦目は、3歳500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入り込んだ。

11月21日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンの福島3歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

12月19日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下のひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鹿戸雄一騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

3歳（2000年）

1月8日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定4歳500万下の呉竹賞（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で鹿戸雄一騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

2月5日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下のうぐいす賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鹿戸雄一騎手（5戦1勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

3月4日、中3週で迎えた7戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の水仙賞（中山芝1600m 外回り雨/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

12月3日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は鹿戸雄一騎手（6戦1勝）。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（7戦1勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

4歳（2001年）

2月4日、中6週で迎えた10戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 雨/良）に出走。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。