ひいらぎ賞

レース展開

サマンサスタイルが後続を引き連れる展開、半馬身差の2番手を進むマルターズホークとマチカネハタジルシ

先手を取ったのはサマンサスタイル。僅かなリードでレースを牽引。2番手にマルターズホークとマチカネハタジルシが並ぶ。その後ろ、トーヨーデヘア、エイシンバンドオー、マイネルコンバットらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、クイックコンシエロとヘイアンブレーブは中団前寄り。エレガントシンガー、レオシドニー、ホッカイチャオレンらは中団後方の位置取り。後方7番手で腰を据えて運ぶのはリバティハーバー、ブリサターフ、アルカンニシキら3頭。後方2番手の位置でひっそりと末脚を温存するのはサイレントシチー。しんがりにセントブライトがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ひいらぎ賞、マルターズホークが稟賦のレースセンスを活かした巧妙な競馬で制す！

先頭はサマンサスタイルでリードは半馬身。2番手にマチカネハタジルシとマイネルコンバットが続く。その直後、マルターズホーク、エイシンバンドオー、ヘイアンブレーブらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位にいた2番人気のマルターズホークが自慢の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は懸命に食らいつく1番人気のトーヨーデヘアを半馬身退けてトップでゴールを走り抜けた。2着のトーヨーデヘアからクビ差の3着には、中団後方の位置から超凡な末脚を繰り出したレオシドニーが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、2番手で直線を迎えたマチカネハタジルシが入線、さらにクビ差の5着には、好位にいたエイシンバンドオーが食い込んだ。