シゲルボス（2019年生、母ティーアイディップ）

Shigeru Boss

2019.05.17

シゲルボス（2019年5月17日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+ボス」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノアラジン（当時8歳）と交配したティーアイディップが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は中村 俊紀。主な勝ち鞍は2022年のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中村俊紀から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって2,640万円で落札された。

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

10月30日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は478kg。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

12月25日、中7週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に終わった。

3歳（2022年）

4月16日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

6月12日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて10着に終わった。

7月3日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

8月13日、中5週で迎えた6戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサガヅメ～たたかう!馬券女子～（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた7戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダンツキックに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のさがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、ルージュヴェルダに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

10月8日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のフロックスに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月30日、中2週で迎えた10戦目は、騎手候補生大大募集賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、ダンツカリフに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月20日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2-7（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のフロックスをクビ差振り切って単勝一倍台の支持に応えた。

12月4日、中1週で迎えた12戦目は、おひつじ座特選（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のジュリエンヌを3/4馬身振り切って優勝

12月17日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

4歳（2023年）

1月7日、中2週で迎えた14戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（5戦3勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた15戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（6戦3勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。