モガミキプロン（1987年生、母フセノダンサー）

モガミキプロン（1987年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーベルダンサー（当時10歳）と交配したフセノダンサーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日優牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方18戦7勝2着1回。主な勝ち鞍は1991年の一般C。

経歴

デビュー前

森安弘昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

11月12日、デビュー戦は天間昭一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

11月18日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

11月26日、連闘で迎えた3戦目は、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で天間昭一騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で天間昭一騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

3歳（1990年）

11月4日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた6戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンサーパスから8馬身差の2着に敗北した。

12月9日、中1週で迎えた7戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミラクルゼットに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月30日、中2週で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナンゴクノスターに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（1991年）

1月21日、中2週で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月4日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は中島洋三騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のシメニリュウに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月26日、中2週で迎えた11戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のサーペンフィールドに2馬身の差をつけて4勝目を収める

3月18日、中2週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のサンゼンヒーローをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

4月14日、中3週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田隆三騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月18日、約4か月の休み明けで迎えた14戦目は、川口道助騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島洋三騎手（2戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のロータリータイシヨに半馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

10月1日、中2週で迎えた16戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島洋三騎手（3戦3勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（4戦3勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月1日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。1着となった。

12月22日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1992年）

1月2日、中1週で迎えた21戦目は、崎谷彦司騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月24日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた22戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。