サーペンフィールド（1986年生、母コスモネット）

サーペンフィールド（1986年6月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサーペンフロ（当時15歳）と交配したコスモネットが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方11戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は1991年の一般C。

経歴

デビュー前

藤岡範士厩舎（栗東）へ入厩。

4歳（1990年）

3月11日、デビュー戦は内山正博騎手を鞍上に据えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は502kg。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた2戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

4月22日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、徳吉一己騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島ダート1700m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

6月16日、中7週で迎えた4戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1200m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。

6月23日、連闘で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

10月14日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のハネノメイコウに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月4日、中2週で迎えた7戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のソウタに3馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

12月9日、中4週で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中島洋三騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサクサメープルから1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（1991年）

1月2日、中2週で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中島洋三騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミガンデアに半馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

2月3日、中4週で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中島洋三騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったイメージロードから1馬身差の2着に敗北した。

2月26日、中2週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中島洋三騎手（5戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったモガミキプロンから2馬身差の2着に敗北した。

4月8日、中5週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で中島洋三騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で中島洋三騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったモガミクレスピンから1馬身差の2着に敗北した。

5月12日、中1週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で中島洋三騎手（8戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で中島洋三騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた16戦目は、馬場万博騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のマイファイブドウタをアタマ差制して4勝目を手中に収めた。