カナンキンタロウ（2003年生、母スーパーサファイヤ）

Kanan Kintaro

2003.04.10

カナンキンタロウ（2003年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエブロス（当時17歳）と交配したスーパーサファイヤが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は高瀬 敦。戦績は、地方10戦2勝。主な勝ち鞍は2005年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高瀬敦から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、岩手県馬主会によって210万円で落札された。

小笠原義巳厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2005年）

6月18日、デビュー戦は阿部英俊騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

8月29日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のトーホクフィアンセを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

9月23日、中3週で馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた3戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のホープフル（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

10月3日、中0週で迎えた4戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた5戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

10月30日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のホープフル（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のカネサイレディーを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

11月28日、中1週で迎えた8戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた9戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で関本浩司騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた10戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で関本浩司騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。