テイエムサファイヤ（2003年生、母フィールズオブゴールド）

テイエムサファイヤ（2003年2月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋宝石の名」。毛色は栃栗毛。種牡馬のテイエムオペラオー（当時7歳）と交配したフィールズオブゴールドが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）須崎牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方4戦2勝。主な勝ち鞍は2006年の一般C16。

経歴

デビュー前

福島勝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

8月28日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

3歳（2006年）

3月12日、約6か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

7月29日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた4戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた5戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

10月18日、中3週で迎えた6戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C23（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月25日、連闘で迎えた7戦目は、一般C24（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスリーストライカーに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月8日、中1週で迎えた8戦目は、一般C16（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のトキメキローマンをクビ差制して勝利をモノにする

11月29日、中2週で迎えた9戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村島俊策騎手（3戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。