カネコメドラゴン（2001年生、母ドミナスジェンヌ）

カネコメドラゴン（2001年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋竜　強そうだから」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時9歳）と交配したドミナスジェンヌが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、中央平地2戦0勝2着1回、地方23戦7勝2着8回。主な勝ち鞍は2005年の一般E5。

経歴

デビュー前

加賀武見厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

8月16日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したトウショウナイトに3/4馬身届かず2着となった。

4歳（2005年）

5月1日、約20か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般F2（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマンテンリボンに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月14日、中1週で迎えた4戦目は、一般E5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアイノゴールデンに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

5歳（2006年）

5月28日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた5戦目は、緒方洋介騎手を鞍上に迎えて、一般F3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた6戦目は、一般F3（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で緒方洋介騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

6月18日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般F4（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるタグチャンスを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月26日、中9週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた8戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般F3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイネルザルーラーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

9月10日、中1週で迎えた9戦目は、一般F3（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワイワイを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた10戦目は、キントンウン20（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は緒方洋介騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はアネモスデライトと並んで1着同着となった。

10月14日、中2週で迎えた11戦目は、一般E6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で緒方洋介騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルモンドールを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月28日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、一般E4（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で緒方洋介騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルモンドールを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月11日、中1週で迎えた13戦目は、昌行&紀子特別（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で緒方洋介騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フィールドベストにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

11月25日、中1週で迎えた14戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、剣山特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアネモスデライトを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月16日、中2週で迎えた15戦目は、手をつなごう特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は緒方洋介騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6歳（2007年）

1月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般D8（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で緒方洋介騎手（7戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシェアシークレットに2馬身半の差をつけて優勝

1月21日、中2週で迎えた17戦目は、一般D5（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で緒方洋介騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般Dロ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で緒方洋介騎手（9戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシェアシークレットを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

2月25日、中2週で迎えた19戦目は、春暖特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で緒方洋介騎手（10戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

3月4日、連闘で迎えた20戦目は、一般Dイ（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

3月11日、連闘で迎えた21戦目は、一般D3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヘッシュに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月25日、中1週で迎えた22戦目は、一般D3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は緒方洋介騎手（11戦5勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた23戦目は、一般Dロ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で緒方洋介騎手（12戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカネマサヘイローにねじ伏せられてアタマ差の2着に甘んじた。

4月15日、連闘で迎えた24戦目は、内原野特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で緒方洋介騎手（13戦5勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

6月10日、中7週で迎えた25戦目は、一般D3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で緒方洋介騎手（14戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カーニバルキングに交わされて2馬身差の2着に敗北した。