フォスターローズ（1996年生、母フォスターサラ）

フォスターローズ（1996年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時8歳）と交配したフォスターサラが8歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）武田牧場。戦績は、中央平地16戦0勝、地方2戦1勝。主な勝ち鞍は1999年のマルチホープ特別。

経歴

デビュー前

畠山重則厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

1月6日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

3月13日、中6週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で横山義行騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、5着を確保した。

4月10日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山義行騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

4月24日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で横山義行騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

5月8日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で横山義行騎手（6戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

6月12日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた9戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた10戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

7月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。

7月31日、連闘で迎えた12戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

9月2日、中4週で迎えた13戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマルチホープ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリネンエンプティを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

9月12日、中0週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田鉄平騎手（1戦1勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では決め手に欠いて16着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた15戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の秋保特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（8戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

11月16日、中0週で迎えた18戦目は、’99フェイスフルレイン特別（5）（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（9戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。