’99フェイスフルレイン特別(5)

レース展開

ネイルザナゲットが全馬を引き連れる形、そのあとを追走するタカラタッチ

ネイルザナゲットが敢然と端を奪い、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にタカラタッチが続く。そのあと、フェスティブシーンが3番手の絶好位につける。その直後、チャリオットは好位を確保。先団後ろのポジションにいるのはアメリカンスピン。その1馬身後ろ、エーピーコジロウは中団前寄り。シルクアンタレスは中団馬群のちょうど真ん中を追走。トゥモローカムズは中団後方の位置。そのすぐ後ろ、ランドアリエスが9番手。フォスターローズは後方5番手に控えて前方各馬の動きを静観。ニイタカヒーロは後方4番手に控えて機を待つ。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはビクトリーゲット。後方2番手の位置で脚を溜めるのはノムラセイランオー。シンガリにトミヒサボスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’99フェイスフルレイン特別(5)、フェスティブシーンが天与のレースセンスを駆使した見事な取り口で勝つ!

先頭はタカラタッチでリードは1馬身。単独の2番手にフェスティブシーンが続く。その後ろ、アメリカンスピンが3番手。その直後、チャリオットが4番手。1馬身離れて、トゥモローカムズが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいた1番人気のフェスティブシーンが豪快に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールに入った。2着には、3番手の位置から持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばした2番人気のアメリカンスピンが続き、2着とアタマ差の3着には、4番手の位置から力強い脚捌きでゴールまで頑張ったチャリオットが入った。そこからクビ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたトゥモローカムズが入線、さらに半馬身差の5着には、中団前目にいたシルクアンタレスが食い込んだ。