ショウナンマドロス（2012年生、母ショウナンカルメン）

ショウナンマドロス（2012年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋船乗り（オランダ語）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時13歳）と交配したショウナンカルメンが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ムラカミファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年の3歳B2。

経歴

デビュー前

田中剛厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

6月28日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 小雨/稍重）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

10月19日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

3歳（2015年）

1月17日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

3月29日、中9週で迎えた5戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

4月26日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したプリンシアソーレを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

5月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウインヴァンノに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた9戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敦騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したペーンイエンテを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

7月7日、中3週で迎えた10戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた11戦目は、拜原靖之騎手を鞍上に迎えて、3歳A3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた12戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。