テイオージャ（1995年生、母ツジノチドリ）

Teioja

1995.04.15

テイオージャ（1995年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時16歳）と交配したツジノチドリが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。戦績は、中央平地7戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

2月8日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったセイウンエリアに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月21日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のカサイシップウをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3月15日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下の水仙賞（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

5月10日、中7週で迎えた4戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマイネエルザをクビ差振り切って2勝目をつかんだ。

8月29日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の信濃川特別（新潟芝2000m 外回り 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したウィンラックに半馬身届かず2着に敗北した。

9月27日、中3週で迎えた6戦目は、3歳G2のセントライト記念（中山芝2200m 外回り 雨/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。

11月8日、中5週で迎えた7戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳G1の菊花賞（京都芝3000m 外回り 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。17頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。