ローランアントレ（2003年生、母ローランニフリート）

ローランアントレ（2003年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋入場（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のアントレプレナー（当時9歳）と交配したローランニフリートが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（株）諏訪牧場。戦績は、中央平地18戦1勝2着1回、中央障害7戦1勝2着1回、地方9戦0勝。主な勝ち鞍は2006年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

友道康夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

3月11日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

4月9日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい14着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く13着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた4戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したレジェンドプレイスに3/4馬身届かず2着となった。

5月20日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた6戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のエレガンスボーイに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

9月17日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳以上500万下（中京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦1勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。

10月21日、中4週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で鮫島良太騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入った。

11月12日、中2週で迎えた9戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1800m 雨/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

12月24日、中5週で迎えた10戦目は、M.モンテリーゾ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

4歳（2007年）

4月21日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は鮫島良太騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

5月13日、連闘で迎えた13戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

10月27日、約5か月半の休養明けで迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた15戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に敗れた。

5歳（2008年）

5月10日、約6か月の休み明けで迎えた16戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

6月22日、中5週で迎えた17戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

7月26日、中4週で迎えた18戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルスパークルから3/4馬身差の2着となった。

8月17日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のロードフラッグをクビ差制して久しぶりに美酒を浴びた。

9月6日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた20戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宗像徹騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で宗像徹騎手（3戦1勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月6日、連闘で迎えた22戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

6歳（2009年）

7月11日、約7か月の休み明けで迎えた23戦目は、福島ジャンプステークス（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。13着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた24戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田勇亮騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月13日、中5週で迎えた25戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り曇/重）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

10月7日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた26戦目は、3歳以上B1（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

10月21日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた27戦目は、3歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた28戦目は、平原透雄騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平原透雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で平原透雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

7歳（2010年）

3月9日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、岡田晴樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月23日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田晴樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田晴樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず12着に終わった。